仙台

3年前の学生時代に学会で訪れて以来の仙台に行ってきた。

一緒に行った友人の母校である東北大学のキャンパスに行ったり、芭蕉が「閑さや岩にしみ入蝉の声」と詠んだ山寺に行ったりした。

夜は国分町カニを食べ、飲み屋をはしごし、0時ぐらいまで遊んだ。

友人曰く、「今回の旅で仙台の9割は知ったことになる。」そうだが、仙台を充分に満喫できた旅だった。

こういう旅で面白いのは、何気ない街角だったりする。ここに住んでいる人達は何を考えていて、何を楽しんで、何をしたいと思って行動しているのかを観察するのは面白い。そこにはいろいろな発見があったりするし、皆生きているんだなと思うと何故か嬉しくなったりする。知らない町での散歩は好奇心を非常に刺激する。

都会も近くにあり、のんびりとした生活も近くにある。そんな仙台の生活は不快指数が低いんだろうと思った。

ずっと東京に暮らしている自分には、とても羨ましい生活がそこにはある。

伊達な旅だった。